十二支十二音考

                  はじめに

 

 

十二支と十二音は繋がりがあり、十二支三合の法則は音楽にも応用できる。これは気学を通した実験的考察である。十二支と十二音との繋がりは気学と音楽に新たな発見をもたらすだろう。ここで取り上げたいくつかの作品は、二つの相関関係を掴むための手がかりとなってくれるに違いない。

 

十二支と十二音との関係を紐解いていくと、ベストセラー、名曲が生まれる理由が浮かび上がってくる。なぜベートーヴェンは交響曲第5番をハ短調にしたのか。なぜジョン・レノンは「OhYoko」の出だしをA♭にしたのか。なぜA音を聞くと元気が出るのか。音楽を熟知した作曲家はこの思いを音楽にしようと決めた時、ピアノに向かいあるいはギターを手にし、どの音どのキーを使えばこの気持ちを表現できるかを感覚的に知っている。さらにはどのキーを使うと大衆が喜び、ヒット曲が生まれるかということも知っている。

 

私は「十二支十二音考」を通して、作曲家の持つ本命及び月命の十二支三合と十二音との関連性を見出し、その気学的意義について探求したいと考えている。十二支三合が生み出すエネルギーは私たちのモティベーションを引き出し精神の安定性をもたらす。このことは三合が音楽にも存在し同様の効果をもたらすことを示唆する。この研究はさらに数秘の世界に広がり、十二支、九星、ソルフェジオ周波数との相関関係の究明へと道を開く。気学は元来科学的体系をもとに作られた学問である。そして自然科学、人文科学、社会科学の枠組みを超え、芸術、音楽、その他あらゆる分野にその理論を及ぼす可能性を秘める。

 

 

第16話:『ベルガマスク組曲』と亥卯未の三合

第15話:バーンスタインと三合音

第14話:ラフマニノフピアノ協奏曲第2番

第13話:マーラー交響曲第5番

第12話:マーラー交響曲第2番『復活』第5楽章

第11話:チャイコフスキーと三合音

第10話:ブラームス交響曲第1番

第9話:『幻想交響曲』と子の一白水星

第8話:ベートーヴェン交響曲第5番「運命」はなぜハ短調か

第7話:カサブランカ考

第6話:432hz、440hz、444hzの気学的見解

第5話:十二支と十二音の波動域

第4話:作曲家の十二支と名曲名演

第3話:十二支三合と音楽グループ

第2話:十二支と十二音の象意

第1話:十二支と十二音の繋がり

 

 

 

  

(浅沼気学岡山鑑定所監修)