気学とは

人の未来や運勢はおおよそ決まっているものなのでしょうか。未来を知るには様々な方法があります。一つは経験的法則。これは自分自身が経験によって先に起こりうることを予測することです。これはいわば見識であり、見識は歴史を学ぶことによっても大いに得ることが出来ます。

 

先人が経験したことを本で読んだり、人から聞いたりすることで、人は先に起こり得ることを随分と予測することが出来ます。また科学も先に起こり得ることを予測します。科学は数学、物理学、統計学などを利用することにより、様々な出来事を分析し、法則を導きます。私たちは日々先に起こり得ることを予測しながら生活しています。そのよい例が天気予報です。天気予報は気圧の変化を捉え、大気の状態を知ることによって天気を予測します。

 

未来を予測する方法には様々ありますが、天気予報などの科学的予測に最も近い手法を取るものとして、気学があります。気学は元来、古代中国で発生した易を日本において独自に発展させた学問です。気学は易の理論を応用して、生年月日と暦を元に、その人の先天的気質を判断し、過去に起きたことや、現在置かれている状況を読み取り、未来に起こりうることを推測します。気学は実質的には科学的な理論をベースとして成り立つ学問です。

 

気学は宇宙の気の動き方を正確に把握することによって、運気の変化を具体的に示すことができます。気学はその人の持つ先天的気質を様々な観点から捉えることができ、暦によって変化が起こる年月を具体的に定めることが出来ます。これが気学の特徴であり、他の運命学にはない強みがあります。

 

人の運勢は気の流れによって左右されます。先の事は決まっていると言えば、決まっています。なぜなら暦は既に数年先、数十年先、もっと先まで決まっているからです。但し、気の流れは決まっていても、人の気の動き方は決まっていません。人の気持ち、心の動きはその時々の状況、社会環境、人間環境、自然環境によって変化していきます。それ故に、人の未来はある程度土台が決まっていても、その土台の上で様々な変化が起きていきます。その変化をよりよくしていくのが運命学であり、その方法を示してくれるものが気学です。

 

気学は先天的気質からくる運命をよりよく変えていくためにあります。その為には自分自身の持つ先天的気質をよく知り、欠点や弱点を克服しながら、自分自身の気(心)をよりよい状態に高めていかなければなりません。気が高まってこそ、運気はよい方向へ向かっていきます。