七赤金星の富と六白金星の富

 五行の金は富の象徴であり、蓄積し、与えることを本望とする。七赤金星と六白金星の働きは与えることにある。七赤は自分の持てるものを3割減らし不足する人へ施す。励まし、癒し、楽しみを与えることによって、これに代わる富が戻ってくる。3割を減らしても再び元に戻るのが兌宮の仕組みである。兌宮には地下水脈があり、その水は止めどなく湧いて尽きることがない。兌宮から乾宮に移行すると収穫したものを備蓄する。この備蓄がいざという時に役立ち、生活を安定軌道に乗せる。乾宮の役目は生活の安定であり、これを盤石にする責任感であり、一度決めた居場所を動かない定住性である。乾は元来与える一方の気である。与え続けても尽きないのが乾の気である。

 富は兌宮の仕組みから乾宮の仕組みへと移行する。七赤の財は個人が日常生活で使う物やサービスの交換のためであり、六白の財は生活の長期安定のため、家族と子孫の安定と繁栄のために用いられる。そして組織、地域、国で使う大きな財を六白が担う。六白の財は個人の身近な消費に動くものではない。七赤から六白へ移行するにつれ、私のエネルギーから公のエネルギーへ移行する。この気のしくみは法則であり例外はない。

 俗世の六白は公と私を混同して暗剣殺の穴に落ち、真正の六白は万民の救済に向かい運気の浮き沈みを超越する。地位と名誉は俗世の六白に付着し、神気は真正の六白に降臨する。

 

 

 

 

 

 

浅沼気学岡山鑑定所監修