形に気が現れる

気にはミクロとマクロの世界がある。ミクロ世界は目に見えない微細な世界であり、小さすぎて実体を確認できないものがほとんどである。またマクロの世界は肉眼で見えるものもあるが、宇宙全体ほどの大きさになるとやはり肉眼で確認することはできない。ミクロ世界もマクロ世界もその形を確認できるものは我々が生きる現世に形を表したものだけで、実際はそのほとんどのものを形として確認できないのが実態である。

 

運勢学には人相、手相のように相を読み取る技術がある。相の原点はそれぞれの人が持つ命運にある。命運は生まれた時定まるから、その命運に書き込まれたあらゆる情報がいずれ形として現れてくる。ところが相は変化するのが基本であり自然である。例えば一つのことを長く続けていると、それに関する相が体の変化、表情の変化として現れてくる。命運は生まれた時に決まってしまうが、後の本人の意識と行動次第でその中身を書き換えることもできる。

 

気学は九星をもとに様々な運気を判断する。九星は元来易の八卦からもたらされたものである。形に気が現れるとは逆のこともまた真である。つまり気は形となって現れる。宇宙の神羅万象はすべてこの八卦から生じているから、すべての物や出来事は最終的にこの八卦のいずれかの形に収まる。

 

 

 

浅沼気学岡山鑑定所監修