自分の内側の均衡に戻る
何かが足りないという心の不足状態は気の欠けから発生する。欠けは成就しないエネルギーの流れであり、この形から始まったことは妨げ多く、いずれ破綻するか方向転換を余儀なくされる。エネルギーの欠けは張りの反作用として生まれており、この張りは特定のことに対する拘りや執着として現われる。それ故、欠けの自分を満たそうとするといつまでもそこに拘り、エネルギー的不均衡に留まり続けることになる。エネルギーの均衡が得られる場所とは、背伸びをすることもなく、高望みすることもなく、今ある自分そのものでいられる場所である。そこでは自分の良さを引き出してくれる人が現れ、生まれながらに持っている自分独自の才能を活かすことができる。それは外部環境との均衡によってもたらされるのではなく、すでに整っている自分の内側の均衡に戻ることによって成し遂げられる。
浅沼気学岡山鑑定所監修

