不足や欠けの思いから始まることは既に天道から外れている
天道は損得の視点を超越したところにある。“これをやったらうまくいく”これを知らなければ上手くいかない“。こうした言説を聞いたとき何か自分が取り残されたように感じないか。そこには今の自分が何か不足していて、その不足を補うことの中に求めている自分があるという思いがありはしないか。命運の中には自分が目指そうとしていることが整然と書き込まれている。宇宙はすべての者が起動に乗って堅実に歩めるように波動の型を作っている。その型は制限の器ではなく可能性の器であり、ここから生まれる縁に従ってやりたいことが実現できるようになっている。天道はその人が最も輝く道筋を示しており、その人のやりたいことを明らかにし、才を際立たせ、この光の道に沿って歩めと説く。天道は運気の浮き沈みを超越したところにある。拠点は常に自分自身にある。自分自身の中に天道がある。そこには一切の欠けも不足もない。不足や欠けの思いから始まることは既に天道から外れている。
浅沼気学岡山鑑定所監修

