艮には直進と後退の二つの軌道がある。艮という気は「退」に示されている通り後退させる働きがある。艮は後退や転換によって直進軌道に変化をもたらす。すべての道は艮の作用によって繋がれていると考えてよい。運気には直進してよい時、待つべき時、止まるべき時、後退すべき時がある。待つ、止まる、退くという操作を使えない車は道を走れない。待つ、止まる、退くという気を時に持たなければ運気の波に乗ることは出来ない。
浅沼気学岡山鑑定所監修