東方がもたらす影響
東は何かにチャレンジしたい、自分を変えたい、現状を打破し新たな可能性を追求したいという時に人が向かう方位である。この時吉方位であればその目的は本人のエネルギーと目的意識の強さ次第で適えられる。東という方位はこの目的意識の明確さを特に重んじる。目的が不明確であるとたとえ吉方位であっても当初抱いた目標を見失うことがある。東の凶方位は一白に関する災いが多く出る。情に流され自己管理の甘さからもたらされる落とし穴である。東は吉方位で使ったとしても東特有の反作用がある。東は総じて短期目的達成、目先の利益、エネルギー消耗の作用があり、このことにより総じて物事の寿命が短くなる。また結果が早期に発現する方位である分、その成果が後の仕事に活かされにくいという特徴がある。東は震宮。三碧木星の象意を持つ。三碧は若年の気質。東は夢を掴む方位として適しているが、先の見通しを誤りやすく、長期的にキャリアを積み上げていくことには適さない。その東の反作用を逆転させる気がある。それが逆方向の西の気である。
浅沼気学岡山鑑定所監修