気の世界は例外を作らない。但し猶予期間は設ける。

世の中には偶然と必然があると私たちは感じている。気学的に解釈すれば偶然とは必然と対立軸の関係となり、因果の筋道が見えなくなっている状態のことである。必然とはそうなる理由、そうなる経過があるということである。但し定規で線を引いたようにすべての出来事のタイミングが決まるわけではない。

 

陰陽五行という法則はいつでも全体のバランスを優先する。バランスが取れるものはいつまでも続く。私たちが住む地球には無数の生命体が存在するが、個々が法則なしに動いていては全体のバランスが取れなくなる。陰陽五行は最終的にすべてのものが包括的にバランスを取りながらまとまっていくしくみであり、このこと自体に例外はない。但し猶予期間を設けることはある。その猶予期間も暦すなわち気の流れによって決まっていく。

 

気の世界は元来とても大らかに動いている。その大らかさによって対立するものは余計な衝突を回避することができている。

 

 

 

浅沼気学岡山鑑定所監修