日本の国土

気学という学問は易の理論から発展した日本固有の学問である。では気学は他の国でも日常的に利用できるのかと言えば、現実的には難しい面がたくさんある。気学の叡智を完璧に近い形で利用できる国は地球上日本しかないといってよい。日本という国土の特異性に気付くと日本に気学が成立した理由が分かってくる。日本の国土は後天図の仕組みに準じて作られた唯一の国である。その理由は二つある。一つは春夏秋冬が明確で、五行の循環を体現する自然豊かな国であるということ。もう一つの理由は他の国にない決定的な要素となる。それは国土が西南から北東に伸びているということ。明確な春夏秋冬を持つ国はほかにもある。ただ暦通りの季節の循環が現れ、国土の形が後天図に沿って出来上がっている国は日本しかない。後天図は西南の坤宮と北東の艮宮に気の断層が出来ている。ここで陰陽の転換が起きる。これは地球におけるプレートの境である。坤宮及び艮宮における運気の転換は地震という形で現れる。都の配置も後天図の仕組みに沿って作られている。後天図は波動エネルギーの仕組みを表す。その仕組みに基づいて作られた国が日本である。

 

 

 

浅沼気学岡山鑑定所監修