暦は地球の運行表であり時刻表である
我々は太陽系の中の地球という電車に乗っており、他の惑星とともに太陽を精密な軌道で周回する。この環状線の中に立春・立夏・立秋・立冬という四つの大きなターミナル駅があり、二十四の駅すなわち二十四節気を通過する時刻が決まる。この軌道によって我々の運気のスケジュールが定まる。暦を読むということは自分の進路を知り、各駅の通過時刻を知り、現在地を把握することを意味する。暦は人生の総合案内となり、どのタイミングで乗り降りし、どの列車に乗るべきかを教えてくれる。
浅沼気学岡山鑑定所監修