気の法則の第一義は対立と相補性である

気とはエネルギーである。電気、磁気、電磁気はエネルギーの一つの形を示す。電磁波は電界と磁界が直角に交わることにより生じる。電子は波としてあらゆる場所に存在する可能性を持ちながら、同時に粒子として特定の居場所を作る。磁気はN極からS極へ向かい、磁力線は途切れることなく対極のベクトルを繋ぐ。磁気は閉じた世界を示し、電子は開いた世界を示す。磁気は拘束を示し、電子は自由を示す。磁力は時間の基軸を作り、電子は思考の現実化を図る。対立と相補性はエネルギーの基本形である。エネルギーを持つものは必ず対立の構図を持ち、対立するもののポテンシャルを引き出す。気の世界における対立とは、逆の性質のものがぶつかることで互いの長所を生かしあう仕組みである。電子の自在力と磁場の拘束力がクロスすると光が生じる。光は対立と相補性のエネルギー体である。