完全性の自分に意識を向ける
生まれながらに持つ命運にはエネルギーのバランスが完全にとれている部分ととれていない部分がある。これを完全性の自分と不完全性の自分と言い換えてもよい。完全性の自分には天道が現れ、その人の最も優れた能力が発揮される。一方不完全性の部分には障害のエネルギーが現れ、物事の欠落や断絶が生じる。不完全性の自分とは自分が何かに劣っていると思い込んでいる自分である。時にその劣っている部分を補ってくれる誰かを見つけ、その人によって不足する部分を補ってもらう時、これをもって完全性の自分に戻ったかのように思う。自分が何かに劣っていると思えば、何かに劣っている自分が現れ、その欠落した自分に気付かせる相手が現れる。天道はその人の能力を安定的に拡張するエネルギーとして現れる。天道は何も欠落していない自信に満ち溢れた自分についている。それはその人が最も得意とすること、その人が一番興味を持っていること、その人が生まれながらに既に持っている能力に現れる。自信に満ち溢れた自分は初めから最後まで何の欠落も不足もない。命運の安定は完全性の自分に意識を向けることによってのみ生まれてくる。
浅沼気学岡山鑑定所監修