過去と未来は現在の自分から生まれるエネルギー形態

生命とは波動であり、これが上昇と下降を繰り返すことで時間感覚が生じる。人はエネルギーの下降する軌道で過去性を感じ、エネルギーの上昇する軌道で未来性を感じる。エネルギーを下降させる位置を坎宮とし、エネルギーを上昇させる位置を離宮とする。坎宮は収縮と回帰のエネルギーであり、元に戻る感覚を生じさせる。離宮は拡張と進展のエネルギーであり、理想と夢に導かれてまだ見ぬものへと進んでいく感覚を生じさせる。生命エネルギーを発生させる中宮は現在を作り過去と未来を束ねる。過去と未来は中宮のエネルギーから生み出される方位性であり、現在の自分の意識から生まれてくるエネルギー形態の一つである。

 

 

 

浅沼気学岡山鑑定所監修