解決の基本形は離れること

離 ☲

 

解決をもたらす気の基本形は八卦の離にある。気学では九紫火星。離の形は上下に陽爻、中に陰爻の構造となる。この形は中の陰爻を上下の陽爻が守っている形にも見え、また上下の陽爻が反発しあい離れていく形にも見える。離の形には不釣り合いな部分を見極め均衡を取り戻す働きと、均衡の取れない繋がりを完全に断ち切る働きがある。離は反発するエネルギーを解消し、争いごとに決着をつける。物事が解決する時は必ずこの離の基本作用が働く。解決するとは自分の言い分を汲んでもらい満足することではない。本当の解決とはその問題から完全に離れ切ってしまう状態のことをいう。

 

 

 

浅沼気学岡山鑑定所監修