自分の価値観が打ち立てられていれば何物にももたれかかろうとはしない

運勢を最も不安定にさせる生き方は誰かや何かにもたれかかる生き方である。人の運勢は人それぞれが持つ命運を自分のエネルギーで打ち立てることによって動いていく。その回転軸には自分の価値観があり、その価値観が明確に定まっている時、命運の筋道に従い自立した自分として歩むことができる。価値観は自分の命運の中心軸に初めから存在するものであり、外からやってきたものに影響されて出来上がるものではない。自立心は命運の回転軸であり、これが運気の安定を握っている。誰かや何かにもたれかかると、自分の価値観を失い命運を回転させる力を失う。いかなる時ももたれかかる生き方は自分を見失う。もとより命運は自分の人生を自分の力で生きていくために与えられているものである。もたれかかる姿勢とはその命運を放棄していることになり、自分の価値観に基づく正しい判断が出来なくなる。自分の価値観が打ち立てられている時、人は何物にももたれかかろうとはしない。自分が確立している人は自分以外の何かに自分の行く末を預けたりはしない。

 

 

 

浅沼気学岡山鑑定所監修