現実はもう一つある
私たちが現実と呼んでいるものは概ね本命環境のことを指している。なぜなら本命環境は物質環境であり、目に見える形に現れた環境だからである。気学では本命と月命の運気を見ているが、月命は目に見えない高い波動域に属するため目に見えず姿を現さない。だから私たちは現実というものの本当の姿を知らない。月命は生まれてこの方ずっと私たちのもう一つの現実を作り続けている。月命の現実とは生きがいに強く現れる。精神的な充足感。奥深い感動。心が揺さぶられるもの。魅せられるもの。モティベーションが上がる原動力。こうしたものは月命に力強く現れる。そのことを皆知っている。それなのにその月命がどこにあるのか分からない。本命も月命もいずれも私たちの現実である。形に現れた世界だけが現実ではない。本命と月命は表と裏の関係となっていずれにも偏らずそれぞれの人の現実を作り続けている。
浅沼気学岡山鑑定所監修