エネルギーの張り詰めたものは欠けたものを補おうとし、欠けたものは張り詰めたものによって自らの不足を補おうとする

十二支の力が過剰になり、特定の九星と同会すると、その九星の気質が過剰になり、欠点や弱点が現れる。エネルギーの過剰は人においては拘りや焦りとなって現れ、特定の状況に執着し、我が意を押し通そうとする。それは電子が特定の位置を選択する際の位置選択制の高さに準えることができる。特定の十二支のエネルギーが過剰になると、その十二支の対冲に破という反動エネルギーが生じる。破は人において性格的欠点を引き出し、言動の粗さや判断ミスを誘う。波動の世界は同じ気が同じ気を引き寄せるものであるから、エネルギーの過不足状態は同じエネルギーの過不足がある人や状況を引き寄せる。これが災い事の現われる波動の仕組みである。エネルギーの張り詰めたものは欠けたものを補おうとし、欠けたものは張り詰めたものによって自らの不足を補おうとする。エネルギーの張りも欠けも波動の荒い不安定な状態である。これは不対電子のラジカルな状態に該当する。             

 

 

 

 

浅沼気学岡山鑑定所監修