与えたものが自分に戻ってくる

八卦の兌(だ)は沢の形を表す。あるいは水を入れる器の形と見てもよい。九星に置き換えると沢は七赤金星、水は一白水星となる。七赤は一白の気を裏側に持ち、一白の気を水源にして繋がっている。水は情愛を表す。七赤は水を溜める場所であり、水を求めて集まる生き物に施す。七赤の水は満杯になると自ら放出し、程よき量を維持する。沢の水は上から汲み取っても、地下からすぐに湧き上がってくる。七赤の本質は分け与えること。本来の七赤には損も得もない。だた分け与えたものが自分に戻ってくるだけである。

 

 

 

浅沼気学岡山鑑定所監修